古くは平安京の時代から伝わる「右近の橘、左近の桜」で知られる
ミカン科ミカン属の常緑小高木 橘(タチバナ)
沖縄のシークワーサーと橘だけが
日本原産のカンキツ種です(現在は、絶滅の危機にさらされています)
橘は、花も実も香りが高く
一年を通して青緑の濃い枝葉が美しく生い茂るので
古代から不老不死の木とされています
また、「文化は永遠である」との昭和天皇のお言葉から
文化勲章は、橘の五弁の花がモチーフで
鈕にも橘の実と葉がデザインされています
(右近の橘)
ちなみに、実は酸味が強く食用には不向きですが
香りが良いので皮を料理に用いられます